伊勢神宮内宮(ないくう)詳細&地図

伊勢神宮外宮」に続いて内宮を参拝しましょう。
外宮から内宮までは市内バス「CANバス」で2~30分くらいです(参考:アクセス方法(電車・高速バス)は?

伊勢神宮内宮では皇室の先祖&太陽の化身とされる天照大神(あまてらすおおかみ)が祀られています。約2000年前にこの地に遷って以来変わらぬ風景をとどめているという由緒ある場所。なんだけど・・・

内宮前でバスを降りてビックリするのは観光客の多さ!
観光バスがバンバン横付けされてすごい数の人がお参りに来ています。

先ほどの外宮の静かな雰囲気とは一辺して一気に観光地に(笑)

さて、それは置いておいて俗界と聖界との掛け橋といわれる宇治橋を渡って伊勢神宮内宮へ入ります。

宇治橋は五十鈴川に掛かる長さ101.8mの木造の橋。
両側にある鳥居は内宮・外宮の旧正殿のの古材から作られており、さらにこれらを建て替えた際には、その古材は三重県の七里の渡しと関の東の追分で神宮遙拝用の鳥居としてリサイクルされるそうです。

橋を渡るとここは神様が住む神苑。
広々とした参道を歩いて行くと火除橋があり、その奥に手水舎があります。

あ、そうそう、外宮にも書きましたが、内宮は右側通行になっています(外宮は左側通行で逆なのです)

手水舎では「神社の正しい参拝方法」を参考に心身を清めます。

さらに先に進み第一鳥居をくぐった右手に五十鈴川のほとりに降りられる脇道があります。ここは「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」といい、参拝する前に心身を清める場所とされています。

降りてみると紅葉の木々と清涼な五十鈴川の流れで、まさに心身ともに洗われるような場所です。

五十鈴川御手洗場の石畳は、元禄五年(1692)徳川綱吉将軍の生母、桂昌院が寄進したものといわれています。

第二鳥居を抜けた左手に見える立派な建物が神楽殿。祈祷や神楽を行う場所で、一番高い神楽のコースは50万円~と書かれていたのにビックリ!

御正殿が近づくにつれて森が深くなってきたような感じがします

そして参道の一番奥にあるのが御正殿!

しかし写真撮影は石段の手前まで・・・
仕方ないのでズームしてみましたが、あまり雰囲気は分かりませんね。

天照大神が祀られている伊勢神宮内宮の御正殿は四重の垣根に囲まれた唯一神道造のかやぶき屋根の建物で、外宮同様に拝殿脇の垣根の隙間からその姿を見ることができます。

続いて見えてくるのが御稲御倉と外弊殿。それぞれ、神田で収穫した抜穂と古神宝類が納められています。

続いて内宮にある2つの別宮「荒祭宮」「風日祈宮」へお参りしましょう。

外弊殿からさらに進んだ奥にあるのが天照大神の荒御魂を祀る別宮「荒祭宮(あらまつりのみや)」です

この辺りの参道はちょっと静かな雰囲気でホッとしますね~

神楽殿前でメインの参道を横切ったところに南側へ向かう脇道がありこの奥に「風日祈宮」があります。

「風日祈宮」へ向かう風日祈宮橋で五十鈴川を渡るのですが、ここからの眺めがすばらしい。特に紅葉の季節は最高ではないかと♪

風日祈宮
風の神を祀っている別宮で、元寇(鎌倉時代にモンゴル帝国・元が攻めてきたことです)の際に神風を吹かせて日本を護ったとされる神様です。

再びメインの参道に戻り順路案内に従って進みます。
外宮には案内的な物はなかったのですが、内宮は観光客が多いためか順路案内が整備されているのですよ。

火除け橋を渡った正面にあるのが神馬がお目見えする御厩。
って、おぉ!今日は神馬が見れる日ではないのに晴勇号(神馬の名前)がいるではないですか、ラッキー!

さらにこの付近には神鶏が放し飼いにされています。

最後に宇治橋の向かい側にある大山祇神社(左)&子安神社(右)をお参り。
子安神社は縁結び・子授け・安産・子育ての御利益があるとか!?

再び宇治橋を渡って俗界へ帰ると伊勢神宮内宮参拝も終了となります。

伊勢神宮内宮の地図

地図内のマークをクリックすると詳細を表示します。
また、地図を拡大・縮小して表示範囲を変更したり、航空写真で表示することが出来ます


より大きな地図で 伊勢神宮 を表示