三十三番 延命山 菊水寺

八重桜並木の参道を抜けると入母屋造りの観音堂があります。
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三十三番 延命山 菊水寺

八重桜が咲く参道を進んでいくと正面に「正大悲殿」という額を掲げた観音堂が建っています。

本堂の右手の壁面には有名な「子がえしの絵図」が掛かっています。秩父聖人といわれる井上如常が奉納したもので、嬰児殺しの悲惨な風習を戒めて、我が子を圧殺する母親の姿が描かれています。

本尊は一木造りの聖観音で、県の文化財にも指定されている藤原時代の秀作。

住所 埼玉県秩父市下吉田1104
電話番号 0494−77−0233
御本尊 聖観世音菩薩
御利益 健康長寿
御詠歌 春や夏 冬もさかりの菊水寺
秋をながめに おくるとしつき
宗派 曹洞宗

由来

昔、このお寺の近くの峠に八人の盗賊が住み着き悪事を繰り返していました。

ある日、その峠に旅の僧侶が通りかかり、盗賊達はいつも通り僧侶を襲おうとしました。
ところが、僧侶が手に印を結んだ途端、金縛りにあったように身動きができなくなってしまいました。

僧侶は「盗みの罪は重いがここで悔い改めるなら仏の慈悲が下されよう」といい、盗賊達は許しを請い、僧侶から与えられた三つの観音像を安置して仏道に励んだということです。

見所

参道は八重桜並木となっていて4月下旬が見頃な様です

埼玉県最古といわれる芭蕉の句碑

「寒菊や こぬかのかかる 臼の端」

と書かれています

また、本堂内にある小返しの図も有名です。

御朱印

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