東伊豆を熱川から熱海へ〜

東伊豆を熱川から熱海へ〜熱川温泉を出発して東伊豆の海岸沿いを熱海へ向かいます。途中城ヶ崎海岸へもちょっと寄り道

走行日 2008年11月24日(晴&曇)
走行距離 49 km
使用した愛車 バイクフライデー・ポケットロケット
コース概要 熱川温泉(宿泊)→浮山温泉郷→城ヶ崎海岸→魚吉ひもの店→網代隧道→長浜松並木→お宮の松→JR熱海駅

大友さんの案内で行く、伊豆半島ツーリング2日目です。
昨日は中伊豆を南下し、海沿いに出た後、熱川に宿泊して十分に反省しました。

というより。。。
反省しすぎました(汗)

朝目覚めたときに程良く残る頭痛、これは所謂、二日酔いというやつではないかと思われます。
なぜこんなに飲み過ぎたのかといえば純粋に楽しかったからですが、昨日の天気予報では今日は100%雨の予報であり、「きっと朝から走れなくて温泉入って電車で帰宅だよ」という良いのか悪いのか分からない予感があったからに他なりません(笑)

が、しかし。朝目覚めるとすばらしい快晴!
実際には午後から天気が崩れてくるようなのですが、この天気を見たら行けるところまで走りたい!と思うのが自転車乗の魂というモノですよね♪

というわけで、お泊まりツーリング二日目は熱川を出発して国道135号を北上、小田原を最終目標に天気が許す限り走ります〜
朝目覚めるとすばらしい快晴(笑)
空気は澄んで遠くまでくっきりと見える自転車日和♪しかしながら僕の体調は微妙だ。。。
雨が降る前に!ということでサクッと準備をすませて出発です。今日も海の見える景色がいい感じですよ〜 伊豆大川付近は海のすぐ近くを走れる気持ちのいいルートでした。晴れた日の海沿いってホント良いですね♪

東伊豆の海沿いは相変わらず緩やかにアップダウンを繰り返しながら続いています。
街→山→街→山・・・っていう感じ。

この一見無駄とも思えるアップダウンが二日酔いの体と気持ちに響くわけで(笑)
しかし雨雲は待ってくれないので歩みを緩めるわけにも行かず、というか、気を抜くとみんなに置いてかれちゃうので必死でがんばります。
途中の土産店でぐるぐる回る干物製造器その名も「ホスベー」を発見!サンマ丸干し100円です 少し登って浮山温泉郷
この辺りは海から離れて森の中を走りますが紅葉はしてませんね〜
伊豆高原を過ぎたところで国道を離れ城ヶ崎海岸方面へ。

3連休最終日ということで、渋滞のメッカである国道135号の上り線は早くも長い車の列が・・・。
元々それほど広い道ではないため車が渋滞すると走りづらくて全く楽しめないので、脇道に逸れたいところ。

とはいえ、海と山ばかりの伊豆半島では脇道といっても選択の余地が無く、外すとすれば伊豆高原から城ヶ崎海岸に行く「海コース」か大室山に行く「山コース」の二つしか選択の余地がありません。

で、今回は海コースを選択して城ヶ崎海岸へ!
城ヶ崎海岸までは緩やかな下りで「あぁ、このまま熱海まで着けばいいのに・・・」と誰もが思ったのですが、残念ながら下った後は厳しい登りが・・・
城ヶ崎海岸へ向かって下っていくと正面に大きな岸壁がみえてきました。こりゃまた凄いですね! そして海岸まで一直線! 少々分かりづらいですが写真中央に見えるのが城ヶ崎海岸名物「リアス式海岸」です。

城ヶ崎海岸は、約4,000年前に大室山が噴火した際に流出した溶岩が海の侵食作用で削られてできたリアス式海岸です。
海岸の突端にある展望台に登れば、切り立った岸壁と浸食によって削られたいくつもの岬を見ることができるようなのですが、今回は寄り道なしで遠くから眺めるだけです〜

海岸沿いの道をリアス式海岸を眺めながら走っていくと、ある意味予想通りの登り返し。
下ったら登る、世の中とは無情なモノです(笑)
標高差は100m程ですが、斜面が結構急だったりしてキツかった〜。 そのまま北上して川奈方面へ。
川奈ホテル前にあったバス停が可愛かったので思わずパチリ。
川奈の町越しに海を眺めてみた。それにしても狭い岸壁沿いに沢山の家が建ってますね〜

川奈を過ぎた辺りから見る見る天気が悪くなってきました(T T)
朝はあれほど快晴だったのに、今ではいつ雨が降り出してもおかしくなさそうな雲行きです。

これは急がないと!というわけで、YAMA行こ!名物の「巻き」が入り全速力で小田原方面へ向かいましょう。
(といってもこの時点で、行けても熱海までだろうと思ってましたw)
伊東港が見えてきてあっという間に伊東温泉に到着〜。写真もそこそこに先に進みますよ。 伊東大川の流れをチラ見。川沿いには遊歩道も整備されているようで寄り道欲を押さえるのが大変です。 ふと立ち止まったところにあった句碑。神蔵器と園部雨汀と書かれていますがさっぱり?

伊東温泉周辺の国道沿いは伊東港のすぐ近くということもあり、干物店が沢山並んでいます。
店頭には美味しそうな魚があちこちに出ていて、しかも、ときどき匂いなんかも漂ってきて堪りません(笑)

ちなみに、いかのくちは酒のつまみに最高だ!
魚吉ひもの店
なんとこれを書いてたらちょうどテレビで放送中〜。阿藤快お奨めの干物店だそうですよ
伊東に行くならは〜と〜や〜で有名なサンハトヤを横目に見ながら、伊東の町を後にします。 伊東から宇佐見へは平坦な海沿いの道ですが、雲行きが大分ヤバイ感じになってきました

ここから先は、さらに全速力でまくりますよ〜
網代バイパスを走りながら左手を見ると旧道らしき味のあるトンネルが!

今回は勢い余って通り過ぎてしまいましたが、これはかつての国道135で使われていた網代隧道。
新しい道は立岩トンネル→朝日大橋となっていますが、自転車で走るならこっちの方が楽しげです。今回は勢い余って通り過ぎてしまったのですが(笑)
立岩トンネルを出て振り返ると、右側に石積みの美しい隧道が見えます。走れば良かった〜! 新網代トンネルを抜けると網代の港町に到着〜。こちらにも干物店が沢山並んでました。 長浜海水浴場の付近には、松平伊豆守信綱が伊豆一帯を巡視した際に防風林として植えたという松並木が続いています。
さぁ、あと山を一つ越えれば熱海だ!
当初は小田原まで走る予定だったのですが、天候がアレなのと、やはり東伊豆は車が多くていまいちサイクリングを楽しめないため、誰もが「熱海で終わりでいいや」と思っていたはず(笑)
アカオビーチリゾート前の高架。
この付近はリゾートの名にふさわしく煉瓦造の遊歩道などが整備されています。
登った坂を下れば熱海に到着〜
いや〜、二日酔いが抜けてないんですががんばりました!
熱海といえば「お宮の松」
初代お宮の松は既に切り株しかありませんが、隣に2代目の松が植えられています。

ちなみにお宮の松は上段で紹介した長浜海水浴場付近の松並木と同じく、松平伊豆守信綱が植えたもの。
その美しさから「羽衣の松」と呼ばれていましたが、尾崎紅葉の「金色夜叉」で寛一とお宮の別れの場面となったことから大ブレイク、その後の熱海の観光地としての発展の礎となったと言う凄い松です。

許しを請うたものの足蹴にされるお宮と貫一の像もあります。周囲には記念写真の人たちがいっぱい。 再び坂を登って熱海駅に到着〜
みなさんお疲れさまでした!
とりあえず、甘いモノでも(笑)
熱海駅前では温泉饅頭をふかして販売中なのです。

2日間に渡る、中伊豆を走って温泉リゾートホテルに泊まり焼き肉で反省して東伊豆を帰るツーリングもこれにて終了!
心配された二日目の天気も雨が降る前に到着できてギリギリセーフ。

この後、熱海で旨い魚でも食べつつ反省・・・
というのがパターンなのですが(笑)、翌日から会社の人も多いのでサクッと電車に乗って帰りました〜

文中にも書きましたが、基本的に東伊豆は車通りが激しく渋滞も酷いので自転車的にはあまり楽しいルートではないかも?
とはいえ、途中には観光スポットも多く寄り道はまた楽しげでもあるので、もう少しゆっくり巡ってみるのもアリかなぁと思ったりしています♪
 
この記事へのコメント(3件) |コメント入力欄へ
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gen |2008年11月30日 21:52返信

大友さんの熱川リゾートでの宿泊反省会?は想像を絶するスゴイものだったようですね(笑)。飲まない忍太さんや乾し肉さんはどうだったのかな?

東伊豆海岸は確かにクルマが多くて西海岸ほどには面白くはありませんが、所々に旧国道や国道を外れた道もあるので、それらを探訪すると楽しいですよ。但し、試行錯誤に失敗は付き物なので、グループでの行動には向いていませんが。

3月の伊豆1周オフのリベンジで、骨折にも負けずスニーカーライトで熱海から城ヶ崎海岸まで行きましたが、宇佐美−網代間の国道廃道は静かでよかったな。ゲートを担いで乗り越えれば、クルマも人も誰もいません。ただ、トンネルは照明も撤去されているので短くてもライトは必要ですよ(笑)。

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かめねこ |2008年12月 1日 08:48返信

う〜ん反省会では何を話していたんだかまったく思い出せません
ただただ、楽しかったって思いだけが残っています

あと国道沿いの干物屋の干物は排気ガスまみれになってそうでやだな

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ina@管理人 |2008年12月 3日 21:52返信

>genさん
東伊豆、いつも表通りをまくっている気がするのでのんびり裏道をポタリングしてみたいですね〜。
これは単独行動しかないかな(笑)

>かめねこさん
僕も次の日に頭が痛かったことしか覚えていませんが、きっと爆笑の連続だったのではないかと(笑)

干物の件、確かにそうですね・・・(汗)

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