美ヶ原ヒルクライム!

美ヶ原ヒルクライム!去年は雨にやられた美ヶ原のヒルクライムにリベンジ!その名の通り美しい高原の風景を堪能してきました

走行日 2009年7月19日(曇&雨)
走行距離 48 km
使用した愛車 バイクフライデー・ポケットロケット
コース概要 ホットプラザ浅間→浅間温泉街→美鈴湖→美ヶ原スカイライン→全国殉国学徒英霊慰霊塔→渋池→深志の森→武石峠茶屋跡(女鳥羽川源流)→武石峠→思い出の丘→武石峰→美ヶ原高原駐車場→浅間温泉街→ホットプラザ浅間

自転車に乗って登れる日本で一番高い場所である「乗鞍」に挑戦するために再び長野へやってきたのですが、何故か勢い余って乗鞍ヒルクライム前日に美ヶ原を登ることになりました(笑)

ヒルクライムで有名な美ヶ原・乗鞍の二つを一度に楽しめるなんてお得というかなんというか・・・

というわけで、今日は美ヶ原ヒルクライムです!
去年の秋に美ヶ原にチャレンジしたときは雨だったんですよね~。なので今度こそはその名の通り「美ヶ原」の風景も堪能しちゃうよ♪という願いも込めて出発です。
ツールド美ヶ原のスタート地点である松本市野球場駐車場に車を停めようと思ったら高校野球開催中で不可。仕方ないので現在休館中のホットプラザ浅間の駐車場からスタートします。 浅間温泉街を抜けると格的な登りがスタートします。美ヶ原のヒルクライムはこの初っぱなの登りがキツイので有名です~ しばらく森の中を登っていくと景色が開けてきます。序盤のコースでは一番のお気に入りスポット♪

美ヶ原ヒルクライムはスタートから美鈴湖までの序盤がキツイ!
温泉街を抜けてすぐの坂は最大勾配が17%あるとかいう噂だし、それ以外でも10%以上の坂が延々と続いているかのような・・・

去年も登っているはずなんですが、こんなにきつかったかな~。単に衰えただけでしょうか?
美鈴湖第四加圧所が見えてきたらキツイ区間は終了。ここから先は道幅も広く斜度も若干緩やかな登りとなります。 山の合間に田んぼと畦道が広がって、のんびりとした風景ですね~ やっとの事で美鈴湖に到着。この付近はコース中で唯一の補給スポットなのでドリンクの補給を忘れずに!
ここから先は、「緑」以外に特にこれといった見所もないので、ただひたすらに淡々とペダルを回します。
7月末、真夏がもうすぐそこな今日この頃ですが、標高が上がるに従いじょじょに気温が下がってきて、半袖&七分丈ズボンでは肌寒くなってきましたよ。
美鈴湖を過ぎても登りは続きますが、勾配は若干緩やかになってきたように感じます。 前回は霧に包まれてほとんど見えなかった渋池。森の中にひっそりとある小さな池~ 白樺並木が綺麗な深志の森。
やっぱり山は良いねぇ~
緑は綺麗だし、ヒンヤリとした空気もなんとなく心地良い。ヒルクライムはきついんだけどそれを補ってあまりある気持ちよさがあるんだよね~
とか考えながらひたすらにペダルを回していると先行していたロケットさん&栗さんに遭遇。しばしお話ししながら登りましょう。 急な斜面か緩やかな斜面か究極の選択?ではなくて、単に車線が分かれているだけなのですぐに合流しますw 再び景色が開けて雲の間から青空がみててきましたよ

浅間温泉から美ヶ原までのヒルクライムは距離約21km・標高差1270mとなかなか熱いコース設定なのですが、終盤の5kmほどはほとんど標高を稼がない平坦なコースなので実質16kmくらいで登りは終了となります。

あ、あと少しで絶景が・・・
昨日は雨だったので道路上のあちこちに落石が・・・。こんな岩が転がって落ちてきたら怖いなぁ。 武石峠茶屋跡。写真右の湧き水は松本市内を流れる女鳥羽川の源流で、暑いので頭からかぶってみたら気持ちいい! 「峠」という名前なのに一番高いところにない「武石峠」。まだ登りは続きます。

も、もう少しで登りが終わるはず・・・
と思いつつヒーコラ登って「峠」の文字を発見し、一瞬安堵したところに再び登りが続くのが美ヶ原の恐ろしい罠です(笑)

といっても、あと1kmほど登れば終了なので、もう一踏ん張り~
思い出の丘周辺は北アルプスの展望が望める絶景スポットなんですが、ちょっと遠方の雲が多くて残念~ これまで左手に見えていた山がいつの間にか右に変わり、ここからは美ヶ原高原を堪能する快走コースです! 広々とした高原の中を走り抜ける一本道!
なるほど~、前回は霧に巻かれて全く見えませんでしたが、これが美ヶ原の風景ですか!
緩やかに続く尾根沿いの道と、その周囲に広がる緑の草原、確かに綺麗ですね~。必死で登ってこの景色なら満足(笑)
走ってきた道を振り返ってみるとこれまた絶景。帰りも楽しめそうです~ 最後5kmほどは風景を楽しんでゴールとなる美ヶ原高原駐車場に到着~。お疲れ様でした! 美ヶ原高原駐車場からは遙か遠くの山々までを眼下に見ることができます。

去年は霧で何も見えず、おまけに激烈に寒くて風景どころではなかったので・・・

自転車ではこの付近までしか登れないのですが、歩きならさらに先の「王ヶ頭」や「王ヶ鼻」などに登ることもできます。さらに、自転車を担ぐ覚悟なら上田方面へも抜けられるので、そういったコース取りもおもしろそう♪
今回は気候的に余裕なのでおにぎりなど食べてみました。ちなみにゲータレイドとおにぎりの食べ合わせは最悪に不味いです(笑) 某N太さんだけ先に下ってしまいましたがせっかく登り切ったのでみんなで記念撮影。 なんだか微妙に雲行きが怪しくなってきたので、のんびりしないでさくっと下りましょうか。
「山の天気は変わりやすい」といいますが、今日の天気はまさにその通りで、さっきまで晴れてたと思ったら急に曇りだして雨までパラついてきました。去年の下りでの悪夢が蘇るので路面が濡れる前に下っちゃいましょう。
下りは速い(笑)
あっという間に15km下って美鈴湖ですが、ここで雨がひどくなってきたので東屋で小休止~
5分とたたずに晴れ間が見えてきて、美鈴湖の眺めがよりいっそう綺麗になりました。 往路で登った激坂には行かず、番場池方面を回って帰ります。

サクッと下ったら美ヶ原ヒルクライムも終了~。
前回登ったときよりヘロヘロで微妙に衰えを感じましたが、ほどよい天気の中、美ヶ原の絶景も堪能できたので満足満足♪

最後は浅間温泉の風景を楽しみながらスタート地点である「ホットプラザ浅間」へ向かいます。
巨大な蓮の花が壺から生えているお宅を発見!蓮ってこんな植え方もできるんですね~ 古い温泉街を思わせる板張りの建物。かつて旅館だったようですがもう営業していない模様。 温泉街には無料の飲泉所があったりもします。温泉っぽい香りのお湯なのでたっぷり飲むことはできませんw
ホットプラザ浅間で再び自転車を車に積んで、今日の宿泊地である「高ソメキャンプ場」へ~。
浅間温泉から高ソメキャンプ場はかなり遠く途中の買い物もあわせて2時間ほどかかったので、到着して早々にバーベキューの準備開始です!
高ソメキャンプ場は、白樺並木のキャンプサイトと、釣りも可能な人工池がある、綺麗なキャンプ場でした。 テントはキツイので今回はバンガローを利用することにしました。水場もトイレも近いので便利でしたよ。 なんだか怪しい写真になりましたが、夜は肉・肉・肉づくしのバーベキュー(笑)

キャンプでは、かめねこ隊長を筆頭に忍太さん、taddさんとキャンプ慣れした皆さんが大活躍!
僕は人生3回目のキャンプのため勝手が全く分からずおおむね見学と食べることに集中しておりました(笑)

それにしても・・・
今日・明日と体力が要求されるにも関わらず、ひたすら肉(タンパク質)だけを食べ続けてしまいましたw。このツケは明日の乗鞍で払うことになりますが、今日は自転車にバーベキューにとっても楽しかったので良しとしよう!

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この記事へのコメント(9件) |コメント入力欄へ
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かめねこ2009年7月31日 11:50返信

最高に楽しい夏の一日って感じでしたね
(気分はサマーキャンプの小学生か)

あとから職場のお姉さんに男八人でキャンプしてきたって
言ったらちょっと引かれました(哀)

でも世間的には仲良しおやじ八人だけのキャンプって異様ですね

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gen2009年7月31日 12:36返信

北アルプスが見えなかったのは惜しかったですが、まずまずの天気で高原満喫だったようですね!

ラスト5kmの高原快走区間はレース本番では飛ばしに飛ばすので、激坂ヒルクライムの割りに意外と平均速度が高いんですよ。私もここだけは50km/hオーバーで走りましたが、途中急カーブもあるのでスカイダイビングにならないように節度ある態度が求められます(笑)。

おやじ8人のキャンプっていうのも、なかなかあり得ない素敵な状況ですね(笑)。

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ita |2009年7月31日 12:44返信

お~、やはりinaさんのツーレポはポイント押さえた写真が多くてナイスです。

私もキャンプなんて去年の栄村前夜祭と今回の2回だけ。
おやじだけとは言っても自転車仲間で話は尽きないし、いいんじゃないの。
充分楽しめましたよ。
色々と準備してくれた方々に感謝。何やればいいのか分かんないんだもの。(^^;
ね、栗さん。

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2009年7月31日 16:46返信

確かに解らない事だらけだった。
ちょっと手伝おうと『この支柱ナナメだよ』・・・『それが正解だよ』と
怒られる始末(笑)

僕は、inaさんをイイ人とは認めてないので言いますけど
『オタオタしてるだけだったぞ!』
じゃね~

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ina2009年7月31日 17:55返信

そういわれてみれば、親父ばかりでキャンプって普通あり得ない光景ですね。でも、やってるときは楽しくて全く気がつかなかった(笑)

個人的には、わからないながらも栗さんが、一生懸命働いていた姿が印象的ですw

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K2009年7月31日 21:27返信

親父ばかりのブートキャンプ!は最高に楽しかったですよ!
肉!ニク!にく!旨かった!
僕も、役立たずの一人でしたねw

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ina2009年8月 2日 14:53返信

>Kさん
つまり、チーム埼玉は全員役立たずだったということでしょうか(笑)

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ロケット2009年8月 3日 22:35返信

inaさんのツーレポはやはりわかりやすく、しかも細やか。
昨日のことのように思い出します。

私は親父キャンプは昔から慣れていたので、全然違和感無かったですけどね。笑

チーム埼玉は・・周知の事実なのでご安心を・・・笑

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ina2009年8月 4日 07:55返信

>ロケットさん
登ってる最中の話じゃないですが、登り終えると大変だったことの多くを忘れちゃうので、レポートを読むと景色がすばらしい「だけ」のような気がしますね(笑)

ホントはもっと辛かったような気が・・・w

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