裏六甲!有馬街道で有馬温泉に行っちゃうよ

裏六甲!有馬街道で有馬温泉に行っちゃうよ裏六甲のコースとなっている有馬街道を登って、有馬の湯を堪能する旅

走行日 2011年8月19日(曇)
走行距離 30 km
使用した愛車 FOCUS Cayo 2.0
コース概要 自宅→武庫川サイクリングロード→逆瀬川→宝塚劇場→カトマンドゥ カリー PUJA→武庫川上流部→大多田橋交差点→湯山街道→船坂集落→袂石→有馬川親水公園→有馬温泉観光案内所→金の湯→御所泉源→温泉寺→銀の湯→炭酸泉源→妬泉源→湯本坂→天神泉源→有明泉源→御幸荘花結び

有馬温泉 御幸荘 花結び」に書いたとおり、妻の希望により有馬温泉に行ってきました。
もちろん自転車で(笑)

いや、だってなにげに地図を眺めたら僕が住んでいる武庫川から有馬温泉って2~30kmしかないんですよ。
おまけに武庫川の上流部から有馬温泉に向かう有馬街道(県道51号線)は、裏六甲と呼ばれるロードの定番コースになってるらしいじゃないですか。

あー、こりゃ自転車で行くしかないね。
妻は新幹線とバスを乗り継いでくるから、現地集合だけど(笑)
というわけで、我が家を出発しすっかりなじみになった武庫川サイクリングロードを北上します。 サイクリングロードの北端である仁川との合流部以北を初めて走りますが広々として良いコースだなぁ 増水時に堤防外へ出る出口を示す看板。100m先の出口より、真っ直ぐ土手を越えた方が早くないか?

今日の午前中は雨が降ってたので天気がとっても不安・・・
雲は低く湿度が高い、いわゆる「今にも降りそうな天気」なんですよね~。

なんて考えながら武庫川沿いをさらに上流へ向かいます。
なんか対岸に怪しげなタワーが・・・。どうやら先日、営業を停止した宝塚チボリっていうクアハウスみたい。 宝塚新大橋の北側辺りで川沿いの道は終了となり、ここから先は一般道を走ります。 逆瀬川と武庫川の合流部には橋が架かっていないので、一端迂回し、そのまま住宅街の中をさらに北上~

いつも思うのですが、阪神線沿いのウチの近所と阪急沿いでは同じ住宅街でも全然雰囲気が違う(笑)
武庫川を遡上して阪急沿いまでやってきたら、なんだか閑静な住宅街って雰囲気。どうしてこんなにも違うのか・・・?

こんなこと言ってはなんだけど、関東に住んでて思う「関西」のイメージに近いのは阪神線沿線。
阪神タイガースだったりダウンタウンだったり、いわゆる「関西」のイメージって阪神沿線側のイメージだと思うんですよね(実際両方とも阪神沿線w)

対して阪急側は良くも悪くも「普通」であり、おそらく東京から転勤してきたなら阪急沿線に住んだ方が違和感なく過ごせるんじゃないかなと思ったり。電車の車内はキレイだし、昼間から酔っぱらったおじさまも少ないしね(笑)

とか感慨にふけりながら走っていくと、これまたおしゃれな感じの宝塚大橋に到着します。
対岸を見るとなにやら立派な建物が建っており「宝塚大劇場」とか書いてある。おぉ、アレが有名な宝塚劇場か!?
宝塚大橋を左岸に渡ったところで近未来的建物を発見。手塚治虫記念館だそうです。 なんかオシャレな遊歩道とか続いちゃって、東京で言ったら田園調布的な雰囲気♪ そしてここが宝塚の正面入口。噂に聞く「出待ち」をしてるっぽい人もチラホラいました。

宝塚の街は遊歩道や劇場だけでなく近隣の建物もお城っぽかったり妙に立派だったりで、街全体がララララ~な雰囲気(笑)
付近を歩いているおばさま(関西のおばちゃんじゃなく、あくまでおばさまだ)も、なんだかお金持ちそうな人ばっかりだし、僕の知っている関西とは明らかに違う~

ちなみに「田園調布的」と書きましたが、阪急沿線は阪急財閥の創始者「小林一三」氏が阪急電車を作った際に「西の田園調布」を目指して開発したモノなのだそうです。電車を引いて街を造り都会的なイメージを作り上げる、そうやって出来たのが阪神と阪急の雰囲気の差なのかなと。

そんな宝塚の街並みを抜けて、宝来橋のところから再び武庫川沿いに戻ろうと思ったのですが・・・

後方から妙に熱い視線を感じる!?
僕は別に宝塚のスターではないのですが、超熱い視線が釘付けな感覚・・・
犯人はこいつ(笑)
視線で僕の走りを止めるとはかなり出来る奴ですよ。というわけで、ちょうど良いのでここで昼食にすることにしました♪
怪しい視線に店は「カトマンドゥ カリー PUJA」
ネパール人シェフが作る本格カトマンドゥカレーの店とのこと。写真のランチは1,100円
何が美味いってこのナンが美味しいんですよ~。ほんのり甘みがあって、視線に釣られて飛び込みで入ったのに大正解!

ちなみにランチだとナンが食べ放題だそうなのですが、ここで食べ過ぎると夕飯の神戸牛に差し支えるので後ろ髪を引かれつつ断念。

もひとつ。
店内に、宝塚的な雰囲気のおばさま3人組みがいたのですが、これがカレーが辛くないだの甘いだの、あーでもない、こーでもないと店員に絡みまくり(僕の感覚では絡んでるように見えるのですが、関西ではアレが普通なのかもしれないw)。

あー、やっぱりここは関西圏なんだね、と再認識(笑)
お腹もいっぱいになったので再び武庫川沿いを上流に向かいます。だんだんと山の中の風景になってきた 山頂に建つ大きなマンションを発見。関西では山の手なほど高級な住宅池らしいですw なんだか渓谷っぽい風景。石積みの水路橋が良い味出してます。
JR生瀬駅の手前の「生瀬1交差点」のことろで川沿いの道は終了し国道176号に合流します。
そのまま国道176号を西へ向かうと大多田橋という交差点があり、ここから有馬街道(県道51号)がスタートします。
大多田橋交差点を左折し県道51号へ。ここから有馬街道の登りがスタートします。 巨大な岩山を眺めるなかなかの風景ですが、周囲には採石工場が多くトラックが多く快適とは言えない~ 平行して流れる太多田川にかかる立派な遊歩道。しかし、入り口はふさがれ使われている気配がない・・・

この付近の太多田川には蓬莱峡という岩の渓谷が絶景なスポットがあるらしいのですが、日々の運動不足が祟ってそれどころではありません。ここまでの坂はそれほどキツイわけではないのですが、なにしろ体力の衰えが激しくていけない(笑)

さらにここから七曲りというキツイつづら折れの坂がスタートしますよ!
普段からきっちり乗ってる方にはたいしたことない坂だと思うのですが・・・ 船坂の集落の手前にユリが咲いていたので花を愛でながら小休止 湯山街道とはかつての有馬街道のこと。どうやらこの細道は有馬街道の旧道みたいですね~
船坂の集落に入ると坂がより一層きつくなります。
この時初めて「ロードでヒルクライム、きついわ~」と実感(笑)
集落の中を直登する有馬街道。しかし周囲には人がいるので足をつくわけにはいかないぞ! 右:西宮、左:大阪宝塚と書かれた道標。西宮方面へ向かうと以前走った表六甲の方にいけます。 登り切って振り返るとなかなかの絶景。見えるのは宝塚市街かな~
船坂の集落を過ぎてのんびりとした田園風景を眺めながら走っていくとほどなく登りは終了となります。
表六甲に比べたらだいぶ楽ちんな気がしますね~。もう終わり?的な。
途中、こんな素敵な風景を見ることもできます。
山を登るにつれて車が少なくなるので、景色を楽しみながらのんびり生きましょう♪
神戸市に入ったら有馬温泉までほとんど登りはありません。 さわやかに坂道を下っている最中に見つけた御馳走宿 関所。料理の鉄人大田忠道氏プロデュースだとか 坂を下りきったところで有馬温泉に到着。運動不足が無ければ楽勝だと思うw。ウチから超近いんだよな~

裏六甲を走るロード乗り的には、このまま先へ進んで裏六甲ドライブウェイとか登っちゃうんだと思いますが、本日は妻と有馬温泉に泊まる予定なので、これにて終了。後半の裏・表六甲ドライブウェイは明日走りたいと思います。

というわけで、あとはのんびり有馬温泉の温泉街を散策しようと思います。
まずは、有馬温泉の入り口にある太閤橋周辺から~
湯泉神社の祭神である熊野久須美命が投げた小石がじょじょに大きくなって巨石になったといわれている袂石。今でも大きくなってます、嘘ですw 仏座に形が似ていることから有馬の観光名所だったらしい仏座巖。1812年の洪水で埋まってしまい今の姿になったとか。 太閤橋の下には有馬川親水公園が整備されていて川の近くで涼しげに過ごすことが出来ます。
さて、有馬温泉を散歩するといっても実は何の準備もしてないというか、有馬温泉の観光協会のサイトが使いづらくて調査の心が折れたので、何を見ようかノーアイディアなんですよね~。というわけで、まずは観光案内所に行って有馬温泉の観光マップをゲットしようかと~。
太閤橋から川沿いに南へ行ったところで観光案内所を発見。素泊まりではなく「湯泊まり」ってのが面白い 観光案内所の前はおみやげ店が並ぶ温泉街(太閤通)になってます。名物の炭酸せんべいとか売ってます 太閤通の突き当たりを左に曲がると古い町屋の風景。こういう温泉街イイですね!

観光案内所で貰ったウォーキングマップによると、有馬温泉にはいくつかの源泉があり、それぞれ見学できる模様。
とかく源流とか源泉とかいう言葉に弱い僕ですから、これは全部見て回らなければいけませんね(笑)

というわけで、ウォーキングマップを片手に源泉&付近の観光スポットを巡りましょう。
なお、有馬温泉自体、それほど大きな温泉街ではないので、主要スポットなら歩いて廻っても30~1時間くらいで廻りきれるのではないかと思います~
有馬を代表する「金泉」を楽しめる日帰り温泉「金の湯」。無料の足湯もあります。隣には「日本第一神霊泉」と書かれた碑も。 すごく良い味出してる「花子宿」。こういう温泉街に泊まるならホテルよりこういう宿の方が楽しいと思う 金の湯のすぐ裏にある御所泉源。塩分濃度日本一の温泉だそうです。
有馬温泉と言えば褐色の「金泉」が有名ですが、これは塩分と鉄分を多く含む「含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉」が、空気に触れて酸化することからこのような色になったものだそう。舐めるとしょっぱい上に鉄っぽくて超不味いですw
温泉で人々を救うべく行基上人が建立したといわれる温泉寺。有馬温泉が世に知られるようになったのは、この温泉寺が出来てからということなので貢献度がスゴイです その隣にある極楽寺は聖徳太子の建立だとか。同じ敷地には、たびたび当時に訪れていた豊臣秀吉が造ったとされる「湯山御殿」に関する遺構を展示した太閤の湯殿館もあります さらに隣にある念仏寺。こちらは豊臣秀吉の正室ねねの別邸跡だそうです。
豊臣秀吉は有馬の湯をとっても気に入っていたらしく、たびたび訪れ、また温泉街の改修にも力を入れたということで、有馬温泉には太閤とかねねとかそういった名前の場所が多数あります。入り口の橋も「太閤橋」だし、その隣にある橋は「ねね橋」だしね~。
極楽寺の裏手にある極楽泉源。秀吉が利用していた「湯山御殿」に金泉を送っていた源泉で、ちょっと奥まったところにあります こちらは有馬のもう一つの日帰り温泉「銀の湯」。金泉に対して銀泉と呼ばれる炭酸泉の温泉です。 炭酸煎餅やタンサンクーベルを作っているという泉堂。レトロな雰囲気の工場がイイネ!
有馬温泉は山あいにあるので、そもそもアップダウンが激しく激坂に次ぐ激坂なのですが、最も高い場所にある源泉「炭酸泉源」への坂はホント酷い坂だった。しかも観光客がたくさん歩いているのでロード乗りとして足つきするわけにはいかないというプレッシャーも(笑)
で、やっとたどり着いた炭酸泉源。かつて毒水と呼ばれて人が近づかなかった湧き水を明治6年に温泉として再開発したものだそうです。 しかし・・・、涸れてるじゃん!有馬名物として有名な「有馬サイダー」は、この炭酸泉に砂糖を入れて作られた日本で最初のサイダーだそうですよ。 素敵な街並みが続くも激坂過ぎてゆっくり見てられない~。

炭酸泉源のとなりには小さな蛇口があって飲泉も出来るのですが、コレが超まずい(笑)

再び坂を下って、かつての大阪街道であり今でも古い町屋の風景が素敵な有馬で一番の観光スポット「湯本坂」へ向かいます。
湯本坂の南端付近ある妬泉源。小さな祠が祀られてて古い源泉っぽい雰囲気ですが涸れてます。。。かつては美人が前に立つと嫉妬してメチャ湧いたことからうわなりの湯という名前になったとか かつての源泉は涸れていますが、現在はその裏手に新しい源泉が掘られていました。 湯本坂の喫茶店。有馬サイダー250円の看板が風に揺れてる♪
湯本坂、良い味出してる~
周りにの店舗も神戸の革製品とかトンボ玉とか興味を引かれる物も多く、フラフラしながら坂を下ります。
この雰囲気。温泉街って感じですよね~。赤い丸ポストも渋い。 湯本坂からちょっと外れたところにある天神泉源は、菅原道真を祀る天神社の境内に湧く源泉です~ 他の源泉と比べてメチャ湧いてる!
源泉巡りも残すところあと一つ!
なんとなく雨がぱらついてきた気がするので、本日の宿泊先である「有馬温泉 御幸荘 花結び」に向かいつつ、最後の源泉「有明泉源」
天神泉源から有明泉源へ向かう小径は階段だった・・・。有馬温泉には階段が多いので自転車乗り的には注意が必要です。 1号と2号がある有明泉源。現在稼働しているのは2号だけだそうです。 そして、本日の宿泊先である御幸荘花結びに到着~。お疲れ様でした!

というわけで、裏六甲をロードバイクで走る1日目は無事終了。
久しぶりの坂で疲れ果てた(といっても走ったのは30kmくらいなんだけどw)体を有馬の湯で癒して、明日は裏・表六甲ドライブウェイを走ってみようかと思います。

次のツーレポに続きますよ♪
 
この記事へのコメント(2件) |コメント入力欄へ
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gen2011年8月30日 12:18返信

海あり、街あり、歴史あり、温泉あり!阪神的なものも阪急的なものもお隣さん(笑)関西よいところですね。

>明日は裏・表六甲ドライブウェイ
有料道路のようですが、自転車も通行できるのですか?
まさか、自転車は通行禁止なので、ロープーウエイで登りました、というオチじゃないでしょうね。

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ina2011年8月30日 13:23返信

>genさん
あとで詳しく書きますが、有料道路はトンネルの方で峠を超えて六甲山に登るルートは走れるのですよ~

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