「オーストリッチ L-100 輪行袋超軽量型」の使い方

「オーストリッチ L-100 輪行袋超軽量型」の使い方オーストリッチのL-100 輪行袋超軽量型でロードバイクを輪行してみたよ


オーストリッチから発売されているロードバイク&MTB&クロスバイク用の超軽量な輪行袋「オーストリッチ L-100」の使い方を紹介します。

っていうか・・・
オーストリッチ L-100には具体的な取扱説明書が付いてないんですよ・・・。なので、買ったはいいけど使い方が分からないって人も多いかと思うので記事にしておこうかなと思った次第で(笑)

オーストリッチ L-100輪行袋超軽量型はロードバイク&MTB&クロスバイクなど幅広い車種を輪行できる小型軽量な輪行袋。

輪行にあたっては前輪と後輪の両方を取り外す必要があり、あまり自転車のメンテナンスや輪行をしたことない方にとっては少々ハードルが高く感じられるかもしれないのですが、「タイオガ コクーン」等のように前輪だけを外す輪行袋に比べ持ち運び時の取り回しが圧倒的に楽なので、個人的にはこちらのタイプの方がお薦めです。

使い方を解説するよ

それではオーストリッチ L-100 輪行袋超軽量型の使い方を説明しますね。

こちらが今回輪行されちゃうBMC Street racer SR01
まずは前後のホイールを外します。

前輪のホイールを外すのは簡単

  • クイックレバーを解放し
  • 反対側のボルトを廻してさらに緩めます
  • ブレーキシューを解放するレバーを開けてタイヤが通りやすくして
  • 下側にタイヤを抜けば完了

続いて後輪。
基本的な外し方は前輪と同じですがチェーンがあるので若干ややこしい。

サドルとハンドルを地面に付ける形で逆さに置いてから作業するとやりやすいカモ。

  • 前輪と同様にクイックレバーとブレーキを緩めて
  • ディレイラーを後方によけつつホイールを上側に持ち上げれば外れます。

なお、輪行後に組み立てる際にディレイラーの調整が必要なのではと心配になりますが、その辺自転車はちゃんと出来ていて、元通りにホイールを嵌めればディレイラーの再調整は必要有りません

つづいてホイールを外した後のエンド部を保護するためにエンド金具を取り付けます
このエンド金具、輪行時には必須アイテムなのですがオーストリッチ L-100には標準で付属していないため、別途購入しなければなりません。

エンド金具にはエンド幅の違いでMTB用とロード用の2種類があるのですが、それぞれの違いはスペーサーの有無のみで本体は同じ物だったりするので、スペーサーが付属するMTB用を買っておけば後々どちらでも使うことが出来ます。(ロードに付けるときは上左の写真のようにスペーサーを外に出しておく)

オーストリッチ L-100では上右の写真のようにサドルの後部とエンド金具を地面に付けて自立させる形となるので、この状態でエンド金具が真っ直ぐ地面にあたるように角度を調整してクイックレバーを締めて固定します。

ロードバイクの輪行も佳境に入ってきました。
先ほど取り外したホイールを左右からフレームを挟む形で固定します。

固定はL-100に付属する3本のベルトで上右の写真の3箇所あたりを縛ります。
この状態でホイールがフラフラしたりバラケたりせずしっかり固定されているか確認しておくと、あとで幸せになれます。

最後に輪行袋に収めます。
オーストリッチ L-100には底の部分にサドルとエンド金具を納める場所が明記されているので、その部分が底部となるように輪行袋を広げその上に先ほどまとめた自転車を置きます。

あとは輪行袋を下からたくしあげる形で自転車にかぶせれば完成・・・
となる前に肩掛けヒモを取り付けておきます。

肩掛けヒモはボトムブラケット周りとヘッドチューブ周りに巻き付けると持ち上げた際にズレる事無くバランスよく担ぐことが出来ます。

んで、袋を上までかぶせて巾着状になっている上部を締めたら完成です~

車種やサイズによってはフォークやハンドルが出ちゃうときもありますが気にしないw
人ゴミを歩いたりする際には別途カバーなどを用意して保護した方が良いかもですね

オーストリッチ L-100の使い勝手は?

袋自体に強度を持たせずフレームに固定した肩紐で担ぐ形式なので、輪行袋自体が小さくて軽いので使い勝手は非常に良いと思います。袋に収める際にもゴワ付かずスムーズだし、走行時にはボトルゲージに収まるくらい小さくなるしね~

ロードバイクやMTB等の輪行って大変なイメージがありますが、このくらいの手間なら気にするほどでもないのかな(もちろん、折りたたみ自転車の方が圧倒的にラクチンだけどw)という気もしますね。

今回使用したアイテム

今回利用したアイテムは以下の通り

 
この記事へのコメント(7件) |コメント入力欄へ
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gen2011年4月29日 15:29返信

「超軽量型」ではない方のL-100はケルビムを買ったときからずっと使い続けています。ヤマ行こ!で折りたたみではない自転車を輪行しているのって、今では私くらいかな?

輪行の手間や時間は、折りたたみ車と比べても取り立てて面倒でもないし、もちろん劣っている部分もあるけれど逆に良い部分もあります。(軽いとか薄いとか)

ただ、中締めベルト固定は、どうにも面倒で時間がかかります。この点さえ改良できればねえ。

あとこの種類の輪行袋は縦長なので転倒注意!ケルビム買って1年目くらいで倒してしまって、トップチューブが凹んでしまい、心も凹みました(笑)
今ではなんとも思っていませんが。

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ina2011年4月29日 19:44返信

>genさん
今回ロードを輪行してみて分かったのですが、前後とタテは大きいですが、薄いので結構担ぎやすいんですよね~

僕の場合、ポケロケでも固定ベルトを常用しているので、ホント手間の差は後輪を外すかどうか位で(笑)

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K2011年4月30日 09:54返信

僕は「タイオガ コクーン」を買いました!

それは、後輪を外すのが面倒だからです。

ただ、持ち歩きは不便ですしデカイです。(コロガシは無理です)

何度か練習してますが、未だ輪行していません。(笑)

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ina2011年4月30日 10:00返信

>Kさん
実は僕もコクーン持ってたりします(笑)
以前、MTBとARKSの輪行で何度か使ったことがあるのですが、問題点は、電車輪行時に最後列のシートの後ろに長すぎて入らないんですよ。。。

なので通路に置かざるを得ないので注意が必要です~

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kn からgenへの返信 |2011年5月 1日 12:42返信

> 中締めベルト固定は、どうにも面倒で時間がかかります。

 もしかすると、面倒なのはベルトをバックルに通して固定する手間のことでしょうか?
 わたしはバックルに通すのが面倒で、ポリエステル製の「八つ打ち」と言われるタイプのヒモをホームセンターで切り売りで買ってきて使っています。
 フレームをタイヤで挟んで、ヒモをタイヤとフレームを三周くらいさせて蝶々結びで縛っています。これを三カ所。
 途中で不意にほどけたことはありませんし、ほどくときには蝶々結びなので容易にほどけます。
 ヒモを三周させるのと、ベルトをバックルに通すのどちらが楽かということになりますが、前者を選びました。

例 ↓ 「八つ打ち」とはこんなヒモのことです。私は太さ4mmくらいを使用。
http://www.trim-i.jp/item/syohint/keijyo/cord/cordhan.html

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ina2011年5月 1日 13:00返信

>knさん
へー、面白いですね。
ホームセンターってホント自転車に使えるアイテムがたくさんありますよね。たまに遊びに行くと楽しい♪

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gen からknへの返信 |2011年5月 1日 20:13返信

なるほどね~。経験者でないとパッと分かりにくい機微に触れる部分ですね。この手の輪行をしたことが無い人にはこの会話、言葉の意味は分かっても想像しにくいでしょうね。

そうです。面倒は2つあります。

①ホイールとフレームにベルトを通す。
平らな面をもつベルトは通しにくいし、裏返って捩れたりする。その上、ものの本には「フレームに巻きつけてから結束すると緩みにくい」なんて書いてあるんですが、クセ(=復元性)のあるベルトは巻く時にうっかり手が離れると、振り出しに戻ってしまう(笑)

②バックルに通すのが面倒

ご紹介の紐ならば、①は解決できそうですね。
ただ、面倒でも中締めベルトの固定はしっかりしているので、簡単には乗り換えがたいかな。

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