丸山から秩父へ下る｜折りたたみ自転車♪　YAMAHON(ヤマホン)で行こう！

丸山から秩父へ下る

丸山から秩父へ下るまたしても延期となってしまった雁坂峠越えの代替コースとして丸山から秩父方面へ下ってみました。
最後の金昌寺に感動！

走行日	2006年5月21日（晴）
走行距離	9.3 km
使用した愛車	MTB(Jamis Comodo)
コース概要	県民の森駐車場→大野峠→丸山→県民の森森林館→金昌寺

ふと気が付けば、もう半年も山サイに行ってませんでした・・・山サイに行っていないおかげでうっすらと愛車にほこりが積もっているような気がする今日この頃です。そんなすっかり弛みきった僕の元に「雁坂越えリベンジ」のお誘いがやってきました。そうです。以前雨天により延期となった雁坂峠アタックにもう一度チャレンジしようという企画です。すっかり弛んでいるにもかかわらずノーテンキに楽しみにしていたいのですが、昨日の天気は「激しく雨・・・」何しろハードなコースのため大事を取って今回も延期になってしまいました(T T) そこで、せっかくの休日を無駄にしないために丸山から秩父方面へのルートを下ってきました！

いつも通り集合場所から車で県民の森駐車場までピックアップ。すぐ隣ではロードの方々がヒルクライムのタイムトライアル中でした。	最初のピークである丸山に登る入口を捜していると、こんな見晴らしスポットを発見♪	周囲の木々の新緑が鮮やかでとってもキレイです。やっぱりこの季節の山は気持ちいいですね〜。
当初県民の森から丸山に登ろうとしたのですが、自転車進入禁止とのことで断念。隊長の記憶を頼りに大野峠付近にある登り口を目指すことにしました。大野峠に至る道はずっと下り基調で、せっかくの標高を・・・（笑）

大野峠から丸山に至る道はいきなり階段の激登り（笑）半年のブランクのせいで肺が痛いです・・・	階段を上り終えると関東平野を見下ろすこの絶景！これだから山は止められないんですよね〜	急だけどわりと走りやすいアップダウンを繰り返しながら、丸山の山頂にある展望台を目指します。
そ、それにしても登りがツライです・・・運動をしはじめたばかりの時は大概ツライのですが、今日はまた一段と。半年のブランクがこれほど体をなまらせているのか〜と、実感すると共に、雁坂峠越えが延期になって助かったなぁと思いましたよ（笑）だって、今日登ったら絶対足引っぱってたと思いますからね〜。

鉄塔が見えてきたので頂上か！？と思ったのですが、残念ながら違いますｗ	もうちょっと進んだところに巨大なコンクリート建造物があり、こちらが丸山の頂上です。	丸山の頂上は、関東平野＆秩父盆地を見渡すことができる絶景スポットです。写真中央付近が今日登るはずだった雁坂峠らしいです。
丸山の頂上でハイカーの方に自転車乗りの必需品である「薄皮あんぱん」を頂き、ちょうど空いていた小腹を満たしました♪ 景色も十分に堪能したし、そろそろ出発したいと思います〜ここから先は下りばっかりなはず・・・ですよね？

お、わりと気持ちいい下りが続くかな？っと思ったら、	担ぎになるというパターンは、既にお約束といえる（笑）	とか何とか行ってる間に県民の森内にある、森林館に到着！
いやー、こういう所に来るといつも思ってしまうのが、「給料安くても良いから雇ってくれんかなぁ」と。通勤電車で毎日都内の人混みに通う苦痛から解放されて、しかもこんな四季折々の風景を楽しみながら仕事ができるなら、これ以上のことはないと思うんですよね〜。あ〜、田舎暮らししたい（笑）

そんな夢を見つつ、先に進むと山ツツジが咲く小道。	気持ちよく下っちゃうよ♪と思ったのですが路面は石の階段になっており乗車して進むことができません(T T)	途中から気持ちよく走れるシングルトラックへ！
今回のコースの全体的な基調は、石階段の連続→気持ちよく走れるシングルトラック→凄く滑る石の道、という感じでホントに気持ちいいところは途中の一部だけでした。。。

昨日の雨の影響で普段は涸れているところにも沢が出現しています。	こういう気持ちいい下りもありましたが、ほんの一部・・・	ガレ場が怖くてずっと下を見ていたのですが、ふと見上げればこの新緑♪
いやー、途中いい感じのシングルトラックが続いたときには、「このまま行けちゃうの〜？」とご機嫌だったのですが、秩父の山はそう甘くはありませんでした（笑）後半戦は、路面自体が岩になっていてすっごい滑るＳＰＤ泣かせなコースです(T T)

良さそうに見えますが、路面は中小の石がゴロゴロと・・・	ルート上に突如地下水が出現し、ルートが沢になってしまいました！ビックリですね〜	こうなってくると僕のテクニックでは乗ることすらかないませんよ（笑）
前日の雨で路面の石が、とっても良く滑ります（笑）ここで転んだら「相当イタイ」と思われるので、足取りも自然と慎重になってしまいます。

路面自体が石だは、小石がゴロゴロするは、倒木は倒れるはで大変なことに（笑）	途中にあった愛宕神社に「これからは乗れますように」と祈りたくなりますｗ	おかげさまでやっと少し乗れそうですね〜。
いやはや今回のコース、確かに下り基調で体力的には全然疲れていないのですが、どうにも路面状態が悪く精神的なダメージが蓄積しました。

とか思っていたら前方にお墓が見えてきて、今日のコースもほぼ終了です。	なんだ！？この大量のお地蔵様は！	ここにもそこにも、あっちこっちにお地蔵様がたくさんありますよ。
本日のコースの最終地点は、秩父３４札所の一つ、石仏の寺としても良く知られる「金昌寺」です。綺麗に整備された境内のあちこちにとにかく大量のお地蔵様があります。また、それ以外の建造物もどれも立派で、こんな隠れたところにこれほどのお寺が有ったとはと嬉しく思ったりもしました♪

柱や壁に巡礼の札がたくさん貼られていました。見ているうちに３４札所巡りしたくなってきましたよ〜	こちらは有名な子育て観音像。子どもを抱いて父をあげる姿が何とも印象的です。	正面にある仁王門もこれまた立派。左右にかかった巨大な草履と、２回部分に大量にあるお地蔵様がスゴイです。
当初、今日はコースも短いし２周くらい行っちゃうよ的な感じであった我々ですが、最初と最後の「石の道」による精神的なダメージとアルコール燃料の誘惑に負け・・・

結局はこういうことに（笑）今日のコースについて緊急反省会が実施されました。	汗を流すために丸山鉱泉に行ったのですが露天風呂が営業停止中とのことで断念！	というわけで、有名どころの武甲温泉で汗を流して帰りました。
最後にとっても気になったのが、丸山鉱泉の「別館」というふれこみのどう見ても「ラブホテル」にしか見えない建物（笑）入り口に「空室・満室」みたいな看板あるし・・・あれって、やっぱり温泉旅館が別口で経営してるんでしょうか・・・もう、気になって夜も眠れません（笑）それともう一つ。今回のツーリングで秩父３４札所巡りに非常に興味が出てきました。近いうちに全てを廻ってみたいと思います！