箱根旧街道ハイキング 箱根湯本~畑宿

箱根の山は天下の険!

と謳われ、旧東海道位置の難所といわれた箱根旧街道。
これまで2回ほど自転車で走ったことがあるのですが(「東海道の難所「箱根の山」で修行!」「微妙に紅葉が残る箱根ヒルクライム」)、やはり旧道の石畳や山道的な雰囲気を満喫するならハイキングでしょう!

というわけで、今回は箱根旧街道をウォーキングで登りたいと思います!
なお、いつも通り歩いたコースのGPSログを元に旧道の地図もレポートの下部に掲載しています。コースを確かめたい方はレポートの下部の地図を見てくださいませ♪

スタートは箱根湯本から

箱根旧街道を歩くハイキングコースとしては、以下のコースが考えられます。

  • 小田原から約20km歩く気合いのコース
  • 箱根湯本から約12kmの旧道満喫コース
  • 甘酒茶屋から約3kmの石畳満喫コース

今回はのんびり日帰りでも歩ける手頃な距離で、箱根旧街道の雰囲気をフルに満喫できる箱根湯本スタートの登山コースを選択しました。

都内から箱根湯本までは小田急のフリー切符が便利♪
今回は「箱根旧街道・1号線きっぷ」を使ったのですが、都内からの往復電車賃と箱根エリア(東側のみ)のバス・箱根登山鉄道が乗り降り自由で3080円と格安です。

というわけで箱根登山鉄道に揺られて箱根湯本駅までやってきました。
ホームから歩道橋で国道1号線を渡って目の前にある朱色の欄干がついた橋(あじさい橋)で早川の右岸へ渡ります。

あじさい橋から早川を眺めてみる。
温泉街の遊歩道としてキレイに公園化されてますね~

早川を渡ると箱根旧街道の案内看板があるのですが、左:郷土資料館経由、右:近道、となっていてどちらでも旧道へ行くことが出来る模様。う~ん、ここは近道を選択だ!

早川沿いを上流に進んで行くと遊歩道沿いにキレイな水路が♪
つい水路に釣られて進んで行くと、アレレ上左の写真の景色を眺める展望台で行き止まりに・・・。どこかで分かれ道を見落としたか?

ちょっと戻ったら分かれ道がありました。
先ほどの小川は「ほたるの里」という公園らしく、その看板の手前を左に進むのが正解。

んで、改めて旧道を進んで行くといきなりの激坂登りが登場!
「これより急坂道足下に気をつけて」という看板が象徴的ですが、一気に高低差を登って早雲公園内へ向かいます。

早雲公園を抜けて再び下ったところに建っているのが早雲寺。
1521年に北条早雲の遺命によって建立されたお寺で、建立以来北条氏一門の香火所(仏前で焼香をするための火のある所)として現在に至っています。

小田原といえば北条氏ですからここは見逃せません♪

当初は関東屈指の禅刹として威容を誇ったそうですが、1590年に豊臣秀吉によって焼かれ、1672年に再建された現在の境内は割とこぢんまりとした感じになっています。

境内には藁葺き屋根の鐘楼や北条五代の墓など見所も一杯♪

っと、今日は先の長いウォーキングなのでのんびり寄り道しててはいけません。

早雲寺をあとにして再び箱根旧街道へ。
かつて「弥坂」と呼ばれた辺りに建つ共同浴場「弥坂湯」や正眼禅寺などをチラ見しながら旧道を登ります。

温泉宿が並ぶ旧道の景色を楽しみながらのんびり歩くとなにやら面白い物がいろいろと・・・

囲碁民宿という斬新な業態の民宿や男女の神が手を取り合っている姿の双体道祖神など、自転車で走っていると見落としがちなものがみれてウォーキングも楽しいですね♪

日本橋から22番目、湯本茶屋の一里塚を発見~
「旧箱根街道一里塚の碑」と書かれた碑が建っています。

ここまでは旧道といっても普通の一般道で箱根路を感じる場面はあまり多くありませんでしたが、箱根旧街道と言えば石畳!なわけで、箱根湯本の温泉街を抜ける辺りからちょこちょこと石畳が残された道が登場して盛り上がってきます♪

旅館街の西端にある箱根湯本 山紫園という温泉旅館のところで脇道にそれて石畳の残された旧道へ突入!っと、入ってすぐのところに馬の水飲み場跡(写真上右)なんてのも発見~

1680年、江戸幕府が石を敷いて舗装したとされる箱根街道。
箱根の旧道歩きといえば石畳の風景ですよね、やっぱり♪

この付近には255mの石畳が残されており国指定の史跡になっています。

さらに歩いて行くと、小さな沢にかかる「猿橋」と、その上に箱根湯本ホテルの渡り廊下が続いている面白い風景が見えてきます。湯本ホテル、なかなか良い立地に建ってるな~

なんて考えながら石畳を歩いてたら旧街道はあっという間に終了。
再び一般道を歩きます。

今日はGWということで比較的車通りも多く、一般道を歩く際はフラフラしていると危険なのですが、道端には●●坂と書かれた石碑や看板がアチコチにあって非常に危険(笑)

そして箱根路を登る際に金ピカの山門が目に付く新興宗教箱根大天狗山神社(笑)
いつもは素通りしていたのですが、今日は歩きなので中をチラ見してみた・・・

中も凄いことになってた・・・w

余談ですが、この大天狗山神社は鳥居に天使の像が付いているというちょっとアレな神社なのですが、中絶や死産で亡くなった胎児の魂を天国に送ることが出来るという水子を祀る系の教義らしいので、内部的にはつじつまが合ってるんだろうなぁとw

冬から春にかけて鈴のような白い花をつけるアセビ(馬酔木)が良い感じに咲いていたり、時折景色が開けて絶景だったりしながら一般道を進みます。

GW中の今日は気温がちょっと高めで登り坂では汗ばむくらい。
はりきって登ってると暑いねーなんて思っていたら左手に涼しげな滝が見えてきて鎖雲寺に到着。

鎖雲寺は、江戸時代に早雲寺の境内にあった一庵をひいて建立されたといわれ、境内には浄瑠璃「箱根霊験記」の勝五郎とその妻・初花のお墓があります。

箱根霊験記は、妻・初花が足の不自由な夫・勝五郎を助けて仇討ちの旅をする途中、箱根山中の滝で水垢離をして箱根権現に祈りを捧げたら、その御利益で小田原にいる敵を発見&夫の脚も治って仇討ち成功!的な話みたいです(笑)

鎖雲寺を過ぎた旧東海道(一般道)はじょじょに斜面をキツクしながら登っていきますが、須雲川を渡る須雲川橋の手前に須雲川自然探勝歩道をいう看板があり、ここから再び箱根旧街道を歩く遊歩道が始まります。

新緑の中、気持ちよく続く遊歩道♪
コース的には須雲川沿いに建つ畑宿発電所に下って川を渡り再び一般道に戻る形のはずなのですが、川に下る前に何故か登りが続いているという修行コース(笑)

山道を歩くこと500mくらい。
須雲川沿いに戻ったところで景色が開けて、もの凄く手作り感溢れる丸太橋が登場!

この橋で須雲川を渡ります♪
なお、増水時はこの橋が渡れないため旧道を歩くことが出来ないようです。

須雲川を眺めながら小休止~
箱根湯本をスタートしてから1時間40分建ち昼食の時間なのですが、お昼買ってくるの忘れた(T T)

途中には食べ物を買えるお店はほとんど無かったと思うので、箱根湯本で軽食などを調達してくるのが正解かと思います。

こちらが畑宿発電所~
古い石積みの排水口、そして須雲川を渡る吊り橋と、なかなか見所が多い(笑)

畑宿発電所を過ぎたところで一旦一般道に戻りますが、すぐ向かい側に「割石坂」の看板があり再び遊歩道へ。

ここ割石坂は、日本三大仇討ち(赤穂浪士の討ち入り、伊賀越えの仇討ち、曾我兄弟の仇討ち)の一つに数えられる曾我兄弟の仇討ちの際に曽我五郎が刀の切れ味を試すために道端にあった巨石を真っ二つにしたと言われる場所だとか。

遊歩道の途中には二つに割れた大きな石があったのですが、特に表示もないので関係なさそうかもw

割石坂には江戸時代の石畳の一部がそのままの形で残されていたりもします。
何百年も前の人と同じ道を歩いているというのも感慨深いですね~

畑宿発電所にに水を流している大きなパイプを見ながらさらに進んで行くと、再び一般道と合流する手前に接待茶屋跡があります。

接待茶屋とは箱根街道を往還する旅人や馬に湯茶や飼い葉を施すために施設。
箱根湯本から登ってきた僕としては、ちょうど休憩が取りたくなるナイスな場所に立っており昔はサービスが良かったんだなぁと思ってみたりw

割石坂を出て一般道を少しあるくと続いて大澤坂の入り口が見てきます。
大澤坂はいきなり急坂を下る形でスタートし、その先には・・・

鬱蒼とした森の中を流れる大沢川と川を渡る板橋があります。
板橋から上流川を見ると良い感じに苔生した岩がゴロゴロしており、超癒される♪

大澤坂は、幕末に書かれた甲申旅日記に「大沢坂又は座頭転ばしともいうぞ、このあたり、つつじ盛んにて、趣殊によし」と紹介され、くねくね曲がりながら登る激坂が続きます。

大澤坂ではシャガ(著莪)の花がちょうど見頃を迎えており、石畳の両側に白い花が続いている様子はなんだかとっても素敵でした♪

そんな大澤坂を抜けると旧東海道の間の宿「畑宿」に到着します。
箱根湯本から畑宿までの所要時間は2時間15分。距離は6.3kmですからちょうど半分くらい歩いたことになります。

ちょっと長くなったので、次の記事「畑宿・甘酒茶屋~箱根関所」に続きます!


より大きな地図で 箱根旧街道ハイキング 箱根湯本 を表示
 
この記事へのコメント(2件) |コメント入力欄へ
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忍太2011年5月 7日 23:30返信

続きが楽しみ(^O^)

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ina から忍太への返信 |2011年5月 7日 23:52返信

記事自体は概ね書いたので、明日アップしますね♪

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