修善寺温泉 湯回廊 菊屋 宿泊レポート!

妻がいうには、「露天風呂付き客室がある温泉に泊まりたい!」と。

それで見つけてきたのが今回宿泊する「修善寺温泉 湯回廊 菊屋」です。
年末の休みということもあり宿泊費用は最高潮の38,000円/人、二人で76,000円だ!いやもう、どんだけ贅沢だよって話ですが、日々楽しく自転車に乗って暮らしていくためには時には妻孝行が必要らしいです(笑)

というわけで、人生初となる露天風呂付き客室の高級温泉旅館、一体どんなところなのでしょうか?

ちなみに現在の宿泊費はこれくらい。予約窓口によって値段が結構違うんですよ。

湯回廊 菊屋の雰囲気

修善寺温泉 湯回廊 菊屋は修善寺温泉の中心よりちょっと東側、バスロータリーの目の前にあります。修善寺温泉へのアクセスは自家用車もしくは路線バスになるのでこの立地は超便利。おそらく昔から一等地だったと思われます。

それもそのはず、ここ湯回廊 菊屋は修善寺温泉で360年もの歴史を誇る超老舗旅館。360年前というと江戸時代が始まったばかり(家康が征夷大将軍になったのが1603年)のころですから、伊豆半島で最も歴史が古いという修善寺温泉の中でもかなり古いのではないかと。

また、明治43年には夏目漱石が静養のために2ヶ月間滞在したことでも知られており、まさに老舗中の老舗、高級旅館の名にふさわしい宿らしいです!

正面からして豪華!
しかもこれ、宿本体ではなく単なる「玄関」なのです(笑)

川の左岸(こちら側)にあるのは玄関だけで、中に入った後、渡り廊下で桂川を渡りお部屋に行く形となります。

明治時代から少しづつ改築を重ねてきたという館内は、古いながらもよく手入れされていて良い味が出ています。調度品も高級感&使い込まれた感のあるものばかりで、歴史の面影を感じますね~

新しくてキレイな宿も良いけど、こういうゆったり感は歴史のある宿ならでは。

その反面、建物は古く歩くとガタガタ音がしたりする部分もあるので、それは「良さ」だと思って泊まるのが正解。

お土産屋さん。
売ってるお土産のセンスが良いのが素晴らしい。

コーヒーとお茶を無料で楽しめる漱石庵。椅子に腰掛けてゆったりとした時間を味わうことが出来そう。

菊屋の建物は「湯回廊」の名にふさわしく、中庭をぐるっと取り囲む形に配置されています。

中庭には綺麗に色づいたモミジ、ゆったりと鯉が泳ぐ池、それらを眺めることが出来るテラスがあります。

廊下側から中庭を見るとこんな感じ。
古いながらも美しい建物については、特に説明不要かと。

お部屋やアメニティは?

今回宿泊したのは修善寺温泉 湯回廊 菊屋の中で2番目に高いと思われる、露天風呂付き客室「離れ 草庵」です。ちなみに1番高いのは「季の語り部」という玄関から最も奥にある特別室なのですが、こちらは食事が部屋出しの代わりに部屋に露天風呂がついていません。

到着時、チェックインは渡り廊下に設置されたソファーに座ってゆったりと行われます。口コミでは3時頃行くと混雑して待つこともあるとのことでしたが、今回は渋滞により期せずして4時頃ついたので全く待ちませんでした。

んで、チェックイン後、好きな浴衣を選んでお部屋へ。
男性は2色ですが、女性は5色から選べるのがちょっと楽しげ~

部屋は2室隣り合わせ形式の離れになっています。
2室隣り合わせといっても、もちろん隣とは完全に隔離されているので音や気配などを感じることはありません。

玄関を入ると木とお香の良い香り。

そして部屋は桂川に面した広々とした部屋~
引っ越す前だったらヘタすると我が家より広いのではないかと思ってしまうほど(笑)

8畳の和室とつながる形で寝室が。
大きなベッドはフカフカで超気持ちいいですよ

また、部屋に置いてある調度品も凝ってる!水引で飾られた花瓶やら良い香りのするお香、電話機も良い味出してる。

離れであるということと、桂川の流れが結構激しいということで、それ以外の音は全く気になることはありません(逆に川の音は結構凄い)

静かだねぇ・・・って感じ。

宿の方によると「今日は家族連れが多い(つまり子供が多い)」とのことでしたが、部屋の周囲はもちろん、それ以外の場所でもほとんど子供の存在を感じることはなかったかなぁ・・・。

なんでだろ、高級旅館マジックか??

そして今回のハイライト、客室付属の露天風呂!

二人宿泊ですがタオルが4人分あるところがナイス。
せっかくの露天風呂付き客室ですから何度もお風呂に入りたいですからね(笑)

また、冬の露天風呂ということで「洗い場が外だったら寒いかも」と若干心配していたのですが、ちゃんと中に洗い場(一人用)があり安心。しかし、部屋の備え付けられていたのはシャンプー&リンス&ボディーソープのみで洗顔料がなかったのが残念。

その他、ブラシやシェーバーなども普通のホテルにあるようなものだったりして、この辺の品揃えと内容にもうちょっとこだわっても良いのではないかと。

部屋についている露天風呂は源泉掛け流し!
(大浴場は循環式なのです)

二人でゆったり入れるくらいの大きさで、他のお風呂に行かなくても十分温泉を満喫できます。

個人的には前に掛かっているスダレと竹林はいらないのですが、そうすると対岸の宿から露天風呂が丸見えな問題が(笑)

貸切温泉&大浴場は?

「修善寺温泉 湯回廊 菊屋」

そうです。湯が回廊なんですよ!
今回我々は露天風呂付きの客室に宿泊していますが、菊屋にはそれ以外に4つの貸切風呂(内湯×2+露天×2)と、露天の大浴場、内湯の大浴場と盛りだくさんな温泉が用意されています。

これらに入浴するだけでも十分楽しめるので果たして露天付き客室にこだわる必要があるのか疑問を禁じ得ませんが、妻のいうことに従うことにします(笑)

まずは貸切温泉から。
上の二つは「古代の湯」と「夢想の湯」。二つとも内湯の貸切温泉です。

続いて、「黎明の湯 月」と「黎明の湯 星」。こちらは貸切の露天風呂。

どの浴室も3~4人くらいは入れる大きさで、それぞれに洗い場もついています。

菊屋の貸切温泉は、予約等は必要なく空いてたらいつでも入って良い方式。
予約とかだと時間を縛られるのが鬱陶しい反面、この方式ではいつでも埋まっているというリスクが考えられるのですが、これが意外にも貸切風呂が空いてる率が高くビックリ(貸切露天は使用率が高かったけど)

高級旅館に泊まる人はみんなマナーがいいのかね~

続いて大浴場。
上が露天風呂で、写真では分かりませんが庭園に面した形になっています。

そして内湯。
露天に入ったら、あえて入ろうと思わないかもしれませんが、こちらは絶対お奨め!

歴史あるお風呂らしくかなり豪華~♪

そして湯上がりには、ドリンクの無料サービス。夜はヤクルト的なものでしたが、朝はコーヒー牛乳になってましたよ。

湯回廊 菊屋のお食事

最後は、温泉旅行で温泉に次いで大切な食事です
食事の善し悪しで旅館の評価が決まると言っても過言ではないかと。

夕食は、先付け・前菜・お椀・お造り・焼き物・煮物・洋皿・ご飯物・デザートと続くフルコースで、季節を意識して内容を変えているそうです。配膳の方が、一つずつ解説してくれるので、そういった意味でも楽しみながら食事が出来ます

どれもこれも、「良い素材使ってるね~」と♪
そしてもともと良い素材に、これまた一手間かけて作られているので満足度が高いです。

妻曰く「煮物が絶品」だそうです。
個人的には、お造りが濃厚で凄かった。

そうそう、菊屋の夕食では、焼き物・煮物・洋皿・ご飯物・デザートの5品については、2つのメニューの中から好きな物を選択する「趣肴懐石」という方式となっていました。

今回は夫婦二人ということで、それぞれ一品ずつ頂いてみましたが、二人一緒でもそれぞれでも、できたて暖かなメニューを用意してくれます。

そして、お夜食(笑)

湯回廊 菊屋では、夜の10~11時の間、無料サービスで夜鳴そばが振る舞われます。夕飯をお腹いっぱい食べたはずなのに、上品な和風出しの香りが食欲をそそりますよ~

美味しいのでお腹を空かせて是非!

朝食も沢山の品数をちょっとずつ楽しめるお膳となっています。
食事については全体を通して大満足!

食事について難点を言えば「部屋出し」じゃないことですね。
菊屋では貴賓室などごく一部のお部屋を除いて食事は食堂で食べる形となっているようです。

食堂と行っても半個室になっているのでいいのですが、せっかく静かな離れのお部屋の泊まっているのに食事は食堂ってのもどうなのかな、と。

全体的な感想

今回初めて露天風呂付き客室の高級旅館に泊まりました。高級な旅館ということで、温泉やお部屋、食事については申し分なく、やっぱり高いところは違うね~♪

しかし、なんて言うんでしょうか、サプライズがないっていうのかなぁ。

以前「石和温泉 糸柳」に泊まった際には、数々のちょっとした気遣いというかサービスに心を打たれたのですが、そういったサービス面でのサプライズがなかったように思えます。

「さすが高級旅館!」ではなく「高いからにはそりゃそうだ」って感じかな~

たとえば・・・
夕飯時のドリンクは、普通多くの人が飲むわけですよ。安い宿ならこのドリンクで利益を上げようとか考えるのは真っ当だと思うのですが、1泊4万近くの宿ならその辺はサービスでも良いんじゃない?とか・・・ね。個人的には一泊4万円にしてでもフリードリンクとかにしてくれた方がよほど気持ちいい。

全体的なレベルも高く安心感はあるのですが、一泊38,000円の宿だと考えるとリピートする程ではないかなとも思っちゃう。

平成16年に桂川の氾濫で宿が大ダメージを受けて、外部のホテル運営会社の資本が入っているらしいのですが、画一的なサービスではなく、+αのサービスで満足させるような方向性を狙っていただけると嬉しいなぁなんて思います!

ちなみに・・・、以下の通り15,000円くらいのプランもあるので、そっちであれだけの温泉を堪能できると思ったら大満足なんじゃないかな(笑)

 
この記事へのコメント(5件) |コメント入力欄へ
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taku2010年1月 3日 16:04返信

> 日々楽しく自転車に乗って暮らしていくためには時には妻孝行が必要らしいです(笑)
さすがはinaさん!素晴らしい心がけですね(笑)
しかも2人で泊まったらSPEED P8を買ってもお釣りがくる程の高級旅館だなんて・・・すご過ぎです。

私にはとてもじゃないけど無理だ!(^-^;
だとえ炭な物や電気仕掛けな物は買えても(爆)


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gen2010年1月 3日 17:45返信

>「さすが高級旅館!」ではなく「高いからにはそりゃそうだ」って感じかな~

なんという贅沢を極めた感想だ!
でも、満足の基準なんて掛けた金額ではないことはもちろん、お金に表せないおもてなしとか、周りの環境だとか、極端なことを言えば季節や天気にだって左右されますよね。

私みたいな一人者はこういう贅沢は無理ですが、別の種類の贅沢なら味わえるわけで。

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ina2010年1月 3日 21:19返信

>takuさん
いや、昨今のtakuさんちの買い物っぷりを見れば、我が家の旅行などかわいいもので(笑)

>genさん
菊屋にはお一人様用の部屋があるみたいですよ。
女性の一人旅などに人気だとかw

そういえば書きませんでしたが、我々が宿泊した日、3人連れの自転車乗りの方も泊まってましたよ

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Shein2010年1月 4日 09:00返信

あ~地元なんで魅力を感じられないのがアレですがw
正直な話修善寺伊東辺りまではまだいい方ですよ。
そこまでは東京の方からの資本が多く入っているので、サービスなんかも充実している所が多いのですが、そこから先端に向かうと所謂個人資本だったり地域資本だったりするので、競争以前の問題です。
考え方が上昇志向ではなくて現状維持。
だからお客さんのリピーターは増えないんですよね。

シーズンインしても価格が据え置きな、某伊東園ホテルなんかに次々と淘汰されてますからねぇ…

以上地元を憂う者でしたw

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ina2010年1月 4日 18:26返信

>Sheinさん
そうですか~、南伊豆はさらにグレードダウンですか。。。
安いところならそれでも良いのですけどね~。高い金を払うからには、過分な期待をしちゃうものなので、常に上昇志向をもって欲しいものです。

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